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カエルの種類
ミズカキイロメガエル
和名：ミズカキイロメガエル
学名：Boophis madagascariensis
英名：Madagascar Dagger Frog
分布：マダガスカル
全長：８０ｍｍ
えさ：昆虫、節足動物
体色はベージュ色や赤褐色であり、手足には暗色の帯模様がついている。個体によっては目の後ろに、横方向に伸びる褐色の線が走ることがある。腹部はクリーム色。メスの背中の皮膚はなめらかである。一方、オスの背中は繁殖期になると、ザラザラすることがある。こう彩の色は褐色。目と吻の先端のちょうど真ん中ぐらいのところに、鼻の穴がついている。鼓膜はよく目立ち、目の大きさの半分くらいである。四肢の水かきがよく発達している。オスはメスよりも小さい。
ミズカキイロメガエルは樹上性のカエルであり、昼間は大型植物の葉腋や樹洞の中にいることが多い。
繁殖の時期になると、オスは水深の浅い水場からメスをひきつけるために鳴き声をあげる。抱接は胸抱型。メスは４００個ほどの卵を産卵する。卵は黒色をしていて、約１週間ほどすると孵化してオタマジャクシになる。その後、変態して小ガエルになるが、小ガエルになったばかりのミズカキイロメガエルは１、２センチほどの大きさしかない。外見も成体とくらべると多少違いがみられるが、３ヶ月ほどすると成体にかなり近くなってくる。
豆知識
ミズカキイロメガエルは以前はアオガエル科のカエルであった。現在はマダガスカルガエル科に入れられている。
類似種
＜イロメガエル属のカエル＞
アカメイロメガエル
コガネイロメガエル
コミドリマダガスカルアオガエル
サメハダイロメガエル
シロクチイロメガエル
デュメリルマダガスカルアオガエル
ブームイロメガエル
ベニモンマダガスカルアオガエル
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