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カエルの種類
セイブジムグリガエル
和名：セイブジムグリガエル（テキサスヒメアマガエル）
学名：Gastrophryne olivacea
英名：Great Plains Narrow-mouthed Toad
分布：アメリカ合衆国
全長：３２ｍｍ
えさ：アリ
セイブジムグリガエルは小型で、平たい体つきをしており、目から口にかけては鋭く尖っている。頭部が極端に小さいのが特徴的だ。上から見ると楕円形をしている。体色はオリーブ色や灰色であり、体全体に黒色の斑紋が不規則に散らばっている。皮膚はなめらかであり、水気があってしっとりとしている。目の後ろに、皮膚のしわがある。セイブジムグリガエルは、ヒキガエルではないが、英名では“Toad”（ヒキガエル）と名付けられている。これは、このカエルが地上性であることと関係があるようだ。
夜行性で地上性のカエルであり、湿った地面や落ち葉、岩や倒木の下などで生活している。セイブジムグリガエルの主なエサはアリである。
繁殖の時期は春と夏。雨で溜まった水溜りで繁殖が行なわれる。夜間にオスは水溜りの端から、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。メスは卵を水中に産卵する。それらの卵は水面上を膜のようになって拡散していく。孵化したオタマジャクシは、水面に集まる微生物を食べて成長していく。
類似種
トウブジムグリガエル
チャコヒメガエルＨＯＭＥ > ヒメアマガエル科 > セイブジムグリガエル