カエル動画図鑑


ニホンヒキガエル




和名:ニホンヒキガエル
学名:Bufo japonicus
英名:Western-Japanese Common Toad
分布:日本
全長:18cm
えさ:昆虫、ミミズ、節足動物

ニホンヒキガエルは、日本の固有のヒキガエルである。吻はとがっていて、頭部は三角形である。体色は茶色や赤褐色、黄土色などさまざまであり、個体差が激しい。鼓膜からわき腹に赤色の斑点をもつ個体が多くみられる。体全体に多くのイボをもつ。後ろ足がずんぐりしており、移動するとき、ジャンプすることはまれである。目の後ろの耳腺からは毒を分泌する。繁殖期には、オスの体色が黄褐色に変化する個体もいる。

西日本に分布する。ニホンヒキガエルの生息地は平野、畑、森林、高地などであり、民家の周辺などでもみられる。

繁殖の時期は十月から五月である。地域や気候などの条件によっても変化がある。繁殖地の池や沼地には多数の個体が集まって、メスをめぐるオスの争いが繰り広げられる。メスは一度の産卵で10000個以上の卵を産卵する。オタマジャクシが変態して小ガエルになるのには約3ヶ月ほどかかる。

類似種


ナガレヒキガエル
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