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カエルの種類
ニホンアカガエル
和名：ニホンアカガエル
学名：Rana japonica
英名：Japanese Brown Frog
分布：日本
全長：７０ｍｍ
えさ：昆虫、節足動物
体色は赤褐色や黄土色などさまざまである。背中はなめらかであり、吻の先端が少しとがっている。目から背中にかけて、一対の線が走る。鼓膜の部分が黒くなっているのが特徴的。手足には黒色の縞模様がついている。後ろ足が発達していて、高いジャンプ力をもつ。
ニホンアカガエルは、本州や九州、四国に分布する。平野や草むら、森林、田んぼなどを生息地にしている。山間部にはあまりみられない。田んぼにいることが一番多いようだ。
繁殖の時期は１月から３月までである。地域によっては、１２月から繁殖が始まるところもある。ほかのカエルとくらべると早くから繁殖を行なうというのは、ニホンアカガエルの特徴であるといえよう。同地域に分布するヤマアカガエルと、繁殖地や時期が重なるが、本種のほうが繁殖を開始する時期が早い。繁殖地には、水田や沼などの水深の浅い、よどんだ水場が選ばれる。メスは数百個以上の卵を産む。産卵を終えると五月頃まで休眠をする。オタマジャクシが変態を終えて小ガエルになるのは六月頃である。
類似種
ヤマアカガエルとよく似ているが、本種の背中にある線は目から背中にかけて真っ直ぐに伸びている。それに対して、ヤマアカガエルの背中の線は、目の後ろでＶ字型に折れ曲がっている。
動画について
ニホンアカガエルの動画は、川名里山レンジャー隊の八城さんのご協力により掲載させていただきました。
★川名里山レンジャー隊のサイトはこちら
川名里山レンジャー隊・・・神奈川県藤沢市にある川名清水谷戸の環境保全活動を推進しているサイト。失われつつある日本の自然についてあらためて考えさせられます。環境保護に興味のある人は要チェックのサイトです。
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