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カエルの種類
ヌマガエル
和名：ヌマガエル
学名：Fejervarya limnocharis
英名：Rice Paddy Frog
分布：ラオス、ベトナム、インドネシア、マレーシア、日本
全長：５８ｍｍ
えさ：無脊椎動物
ヌマガエルは小型のカエルであり、目から口にかけては尖っている。頭部には大きな鼓膜がついている。長い手足をもっていて、足には水かきがあるが、手には水かきは無い。背中には小さなイボがたくさんついている。それと、背中の中央に、吻から尻の先まで走る白い線があるが、この線が無い個体もいるようだ。後ろ足のつま先はとても長い。ヌマガエルはがっしりした体をしているが、動きは速くて機敏である。
ヌマガエルは水田や、庭園、村などの人間が作り出したところに生息している。自然の環境でみられることはあまりない。
雨の夜などに繁殖が行なわれる。オスは水場に出てきて、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。かなり遠くからでも、このカエルの鳴き声は聞こえるようだ。メスはゼリー状の袋に卵を入れて、水溜りに産卵する。孵化したオタマジャクシは道路沿いの土手にある水溜りや、水田などでもみられる。こうした水場は日当たりもよく、水も温かいのでオタマジャクシにとってもよい環境である。オタマジャクシの形は楕円形だ。大きさは３センチほど。尾は比較的短い。オタマジャクシが変態するのには、１〜２ヶ月ほどかかる。
類似種
ツチガエル
ハナサキガエルＨＯＭＥ > アカガエル科 > ヌマガエル