カエル動画図鑑


ラルットハヤセガエル


和名:ラルットハヤセガエル
学名:Amolops larutensis
英名:Larut Hills Torrent Frog
分布:マレー半島
全長:53mm
えさ:無脊椎動物

ラルットハヤセガエルの頭部は大きい。目から口にかけては短くて丸い。体色は黄色っぽい緑色である。背中には黒い斑紋があり、手足には黒色の縞模様がある。足の指先の間には黒色の水かきがある。皮膚はザラザラしている。喉とあごのあたりはなめらかだ。

ラルットハヤセガエルが生息しているのは、熱帯雨林の中の流れの速い渓流である。渓流の中の岩にしがみついていることが多いようである。天敵に襲われると、渓流の中に飛び込んで逃げる。後ろ足ががっしりしていて、水かきもよく発達しているため、流れの速い渓流の中に飛び込んでも、その中で泳ぐことが出来る。

繁殖は渓流の中で行なわれる。オタマジャクシは、腹部に大きな吸盤をもっている。この吸盤によって、流れの速い渓流の中でも岩にくっついていることが出来る。オタマジャクシは、岩に付着した藻類などを食べて成長していく。

ヨーロッパトノサマガエル リュウキュウアカガエル



HOME > アカガエル科 > ラルットハヤセガエル
inserted by FC2 system