カエル動画図鑑


キスジフキヤガエル




和名:キスジフキヤガエル(キスジヤドクガエル)
学名:Phyllobates vittatus
英名:Striped Poison Dart Frog
分布:コスタリカ
全長:31mm
えさ:アリ、昆虫

キスジフキヤガエルは小さなカエルである。背中は小さなイボがいっぱいあり、ザラザラしている。手足には水かきはない。背中と頭部は黒色であり、吻から背中にかけて黄色い線が走っている。

昼行性であり、地上性のカエルである。また、隠遁性ももっていおり、ふだんは岩の裂け目や穴の中に隠れている。小さくホップしながら移動する。野生の環境においては、キスジフキヤガエルは縄張り性をあまりもっていないようである。

繁殖の時期になると、オスは鳴き声をあげて、繁殖地からメスを呼ぶ。メスは地面の葉っぱの上に、20個ほどの卵を産む。オスは一日に3回ほど膀胱から尿を出して卵に水分を与える。これは卵を乾燥させないためである。卵が孵化したあとに、オスはオタマジャクシを背中の上に載せて水場に運ぶ。キスジフキヤガエルの場合、オタマジャクシは共食いはしない。オタマジャクシは1ヶ月半ほどで変態する。

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