カエル動画図鑑


コロボリーヒキガエルモドキ


和名:コロボリーヒキガエルモドキ
学名:Pseudophryne corroboree
英名:Corroboree Toadlet
分布:オーストラリア
全長:40mm
えさ:小さなアリ、無脊椎動物

コロボリーヒキガエルモドキは、オーストラリア・アルプスに住むカエルである。このカエルの名前、コロボリーヒキガエルモドキの、「コロボリー」というのは、オーストラリアの原住民のアボリジニの儀式が「コロボリー」と呼ばれるところからきている。背中と足の色は、明るい黒と黄色のストライプ模様であり、全体的にテカテカと光っている。背中はイボをもっているためにザラザラ、ボコボコしている。おなかにある皮膚は、なめらかであり、足には水かきはない。

コロボリーヒキガエルモドキの繁殖の時期は短い。その理由は比較的冷たい気候の場所に、このカエルが住んでいるからだと思われる。メスはミズゴケの近くに巣を作ってそこに卵を産む。メスが一回の産卵で産む卵の数はだいたい30個ほどである。オタマジャクシになる前の幼虫は卵の中で成長をして、オタマジャクシが卵からかえるのは、冬に雨が降って、巣からオタマジャクシが出されたときである。オタマジャクシは、このカエルが成体のときとは色がかなり違う。変態して大人になると黄色と黒のおなじみの色になるのである。

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