カエル動画図鑑


ゼテクフキヤヒキガエル




和名:ゼテクフキヤヒキガエル(ゼテクヤセヒキガエル、ハーレクインガエル)
学名:Atelopus zeteki
英名:Panamanian Golden Toad
分布:パナマ
全長:50mm
えさ:無脊椎動物

ゼテクフキヤヒキガエルはパナマの文化的なシンボルであり、幸運をあらわすとも言われている。小さく、明るい色をしたカエルであり、背中は黄色をベースにして、不規則な黒いまだらの斑点がついている。頭部は長く、尖がっており、吻は盛り上がっている。目の後ろには鼓膜はない。しかし、体の内部に聴覚の器官がある。体はほっそりとしていて長い。手足の指は細長くなっている。また、後ろ足に水かきがある。また、前足の指の先には婚姻瘤がある。ゼテクフキヤヒキガエルは、Atelopus属のカエルの中では最も有害な毒をもっている。皮膚から毒を分泌して天敵から身を守るのである。

このカエルは昼行性で、流れの速い渓流の近くにいる。

繁殖の時期はだいたい11月ころからである。オスは一年中縄張りを守っていて、メスが来るのを待っている。オスの縄張りの守り方は、手足を動かしたりなどして奇妙な行動をとるというのが知られている。また、オスがメスを呼び寄せるときにも、この「手足を動かしてメスにアピールする」というのが行なわれるようだ。

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