カエル動画図鑑


ワキマクアマガエル


和名:ワキマクアマガエル(キマダラアマガエル)
学名:Hyla ebraccata
英名:Hourglass Treefrogs
分布:メキシコ、ベリーズ、グアテマラ、コスタリカ
全長:35mm
えさ:昆虫、節足動物

体色はバラエティーに富んでいる。全体的な色は黄色か赤褐色である。また、背中には砂時計のようにくびれた形の模様がついている。魅力的なカエルではあるが、このカエルはとても小さく、3、4センチほどの大きさである。

ワキマクアマガエルは中米の全域にひろく分布しているカエルだ。熱帯雨林の林冠に生息している。一生のほとんどの時間を樹上で過ごす。とても小さなカエルであるために、地上で生活していると天敵に襲われるリスクも高くなる。そのため、樹木の上層部を主な生活圏にしているのである。

繁殖の時期になると、森林の中にある沼や池などへ向かう。オスは水場の付近の止まり木に腰掛けながら、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。だが、そうしている最中、天敵に食べられてしまうこともある。ヘビやクモなどが、このカエルの天敵である。繁殖がうまくいくと、メスは葉っぱの上に産卵して、その卵は水場に落ちていく。卵は水中で孵化して、金色と黒色の縞模様がついた美しいオタマジャクシになる。

ローゼンベルグアマガエル



HOME > アマガエル科 > ワキマクアマガエル
inserted by FC2 system