カエル動画図鑑


サバナガレガエル


和名:サバナガレガエル
学名:Staurois tuberilinguis
英名:Green-spotted Semaphore Frog
分布:マレーシア
全長:36mm
えさ:無脊椎動物

サバナガレガエルは、ほっそりとしていて、手足の長いカエルだ。半水生であるため、足の水かきは発達している。また、木登りをするために手足の指先には吸盤がついている。体色は緑褐色であり、背中には無数のイボがついている。腹面の色は薄緑色である。

生息地は高地の岩だらけの渓流などである。岩の上に生えた植物の中などにもいる。

繁殖は渓流で行なわれる。オスは鳴き声をあげてメスをひきつける。また、通常の鳴き声でメスを呼ぶ方法とは別に、オスは後ろ足を伸ばして、水かきをメスに見せるという方法もとる。(多くのカエルは鳴き声をあげてメスを呼ぶのが一般的なので、サバナガレガエルの求愛行動はちょっと変わっている。)これは、サバナガレガエルが滝などの近くに生息するために、鳴き声をあげても、滝の流れの音にかき消されてしまうために、視覚による求愛行動が発達したと研究者の間では考えられている。

サキシマヌマガエル シワハダドリアガエル



HOME > アカガエル科 > サバナガレガエル
inserted by FC2 system