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カエルの種類

ナゾガエル

和名：ナゾガエル（アカスジクビナガガエル）
学名：Phrynomantis bifasciatus
英名：Red-banded Rubber Frog
分布：ソマリア、ザイール、南アフリカ
全長：６５ｍｍ
えさ：アリ、シロアリ

ナゾガエルは中型のサイズのカエルである。上から見ると、西洋梨のような形をしている。滑らかな皮膚をしており、ゴムのようにテカテカと光っている。背中は黒色。吻の先端からまぶたを通り、体の後ろまで赤色の帯が走っている。手足には赤色の斑紋が散らばっている。体つきは頑丈であり、足には吸盤がついているが、水かきは発達していない。

ナゾガエルは夜行性のカエルだ。ジャンプするよりも、歩いたり走ったりして移動するのを好む。また、地上性だが、木登りをしたり、岩の上によじ登ったりすることもあるようだ。皮膚の腺からは天敵から身を守るための毒を分泌する。人間がこの毒に触れると有害であるらしい。また、乾季の間は地下の穴の中やシロアリの巣に住んでいる。

繁殖は雨が降った後に出来た水溜りで行なわれる。オスは水溜りの縁から、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。抱接の仕方は胸抱型である。メスは１５００個ほどの卵を産卵し、水中の植物に卵はくっつけられる。数日後に、卵は孵化してオタマジャクシになる。

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