カエル動画図鑑


ミドリヒキガエル




和名:ミドリヒキガエル
学名:Bufo viridis
英名:European Green Toad
分布:中欧、北アフリカ
全長:100mm
えさ:昆虫、コオロギ、クモ、ミミズ

ミドリヒキガエルの首の後ろのあたりにある耳腺には毒がある。メスはオスよりもわずかに大きい。繁殖の時期になると、オスの前足に婚姻瘤がみられる。水場が少しでもある場所なら、人間が住んでいるところのすぐ近くでも発見できるだろう。街灯などの下に集まった昆虫を食べることもある。ほかのカエルと比較すると乾燥に強い。また、高温の環境にも適応する。

夜行性であり、昼間は隠れている。ミドリヒキガエルは土の中、あるいは水の中で冬眠をする。ただ、住んでいる場所によっては冬眠をしないで一年中動き回るミドリヒキガエルもいる。南方に暮らすミドリヒキガエルになると、冬眠のかわりに夏眠をすることもある。冬眠のあとに繁殖は活発になる。抱接の仕方は胸抱型である。繁殖は浅い水の中で行なわれ、メスはヒモ状の卵を産む。一回の産卵で産まれる卵は2000個以上といわれている。

マレーコオロギヒキガエル ミヤコヒキガエル



HOME > ヒキガエル科 > ミドリヒキガエル
inserted by FC2 system