カエル動画図鑑


マジョルカサンバガエル


和名:マジョルカサンバガエル(マヨルカサンバガエル)
学名:Alytes muletensis
英名:Majorcan Midwife Toad
分布:マジョルカ島
全長:40mm
えさ:無脊椎動物

マジョルカサンバガエルはその発見のされ方が一風変わっている。1977年に最初に発見されたのだが、それは化石としてであった。その二年後、1979年に再発見されて、今度は生きている状態で発見された。体の大きさは、4センチほどであり非常に小さい。背中は黄色をベースとしていて、黒い斑紋がある。皮膚はなめらかだ。

狭い渓谷に住んでおり、捕まえるのは難しいようだ。特筆すべき点は、ほかのサンバガエルは毒を分泌するのだが、このマジョルカサンバガエルは毒を分泌しないということである。

繁殖においては、オスは自分の後足にヒモ状になった卵をくっつける。オスは卵が孵化してオタマジャクシになるまで、後足にくっつけたままの状態で生活をするのである。これは、他のサンバガエルにも同じようにみられる繁殖の習性だ。

サンバガエル



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