カエル動画図鑑


ケープガエル


和名:ケープガエル
学名:Afrana fuscigula
英名:Cape River Frog
分布:南アフリカ、ナミビア
全長:125mm
えさ:ヤスデ、マウス、小さなカエル

ケープガエルはかなり大きなカエルであり、がっしりとしていて、角ばった体をしている。吻の先端は丸いが、尖っており、四肢は長くて強力だ。足の先端には水かきがよく発達している。頭部は広く、目の後ろには大きな鼓膜がある。体色は灰色か緑色か褐色のうちのどれかであり、いくつかの黒い斑紋が背中についている。

ケープガエルの生息地は、川やダムや湖などである。半水生のカエルであり、水場の縁に座っていることがよくある。夜間にエサを求めて水場を離れることもあるが、ほとんどは安全な水場の近くに生息している。

繁殖の時期は、ほぼ一年中である。オスは水場から突き出た植物や岩の上から鳴き声をあげて、メスをひきつける。その鳴き声は、昼夜を問わずずっと聞かれるようである。メスは一つずつ卵を産む。産卵された卵は水中の中にある岩や雑草にくっつけられる。メスは一晩で1000個ほどの卵を産むようだ。卵が孵化するとオタマジャクシになり、オタマジャクシは水底で泳ぎまわりながら成長していく。オタマジャクシから小ガエルへの変態には2ヶ月ほどの時間を要する。

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