カエル動画図鑑


ウスグロノドツナギガエル




和名:ウスグロノドツナギガエル
学名:Smilisca phaeota
英名:Central American Smilisca
分布:コロンビア、コスタリカ、エクアドル、ニカラグア、パナマ
全長:75mm
えさ:昆虫

ウスグロノドツナギガエルは、中米のコスタリカのアマガエルの中では大きめのカエルである。鼻の穴から前足のつけねの部分にまで伸びた縞模様が特徴的である。体色は緑色から赤銅色まである。たいてい、昼間は赤銅色をしており、夜になると緑色に体色が変化するようである。体つきは平べったく、背中の皮膚は滑らかだ。足についている水かきと吸盤はよく発達している。目は大きく、こう彩の色は銅のような色をしており、瞳孔の向きは水平である。目の後ろについている鼓膜はよく目立つ。

このカエルの分布は中米のニカラグアから、コロンビアの北西部までかなり広範囲にひろがる。低地の熱帯雨林を生息地にしているカエルである。また、人間によって開発された地域でもみられる。ウスグロノドツナギガエルは夜行性のカエルであり、雨季にもっとも活動的になる。日中は、大きな葉っぱの上などで眠ってすごす。

繁殖の時期になると、オスはメスをひきつけるために、大きな鳴き声をあげる。繁殖地は降雨によってできた水溜りである。メスは水面に2000個ほどの卵を産卵する。オタマジャクシは頑丈な体つきをしており、3センチほどの大きさにまで成長する。

イエアメガエル オオアマガエル



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