カエル動画図鑑


トラアシネコメアマガエル


和名:トラアシネコメアマガエル(ヨコジマシロメアマガエル、トラフメズサアマガエル)
学名:Phyllomedusa tomopterna
英名:Orange-sided Leaf Frog, Monkey Frog
分布:南米
全長:70mm
えさ:無脊椎動物

トラアシネコメアマガエルは、細長い体つきをしている。頭部は大きい。また、手足が短く、手足の先端にある吸盤はよく発達している。樹上性のカエルなので、木登りをしやすいようにしっかりとした吸盤が備わっているのだ。

生息地は南米の熱帯雨林の林冠である。繁殖のときなどのほかは地上に降りてくることはまずない。また、このカエルは英語では、Monkey Frog(モンキーフロッグ)とも呼ばれる。歩き方が猿に似ているからそのような名前がついている。

繁殖は夜間に行なわれる。オスが池の近くに集まって、鳴き声をあげる。すると、その鳴き声を聞いたメスが集まってくる。メスはオスを選ぶのであるが、その際の判断基準は、オスの鳴き声の質であると言われている。その後、池の上に張り出した適当な葉っぱをみつけて、その葉っぱの上で抱接を行ない、メスは卵を産卵する。数日後、卵が孵化すると、オタマジャクシは葉の上を滑りながら移動していき、水の中に落ちていく。

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