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カエルの種類
タゴガエル
和名：タゴガエル
学名：Rana tagoi
英名：Tago's Brown Frog
分布：日本
全長：５０ｍｍ
えさ：昆虫、節足動物
体色は赤褐色や黒褐色、黄土色など。背中はなめらかである。あごの下の部分に暗色の斑紋がついているのが特徴的だ。手足は少し短い。
タゴガエルは本州、九州、四国に分布するカエルである。森林の林床や高山、草原などを生息地にしている。おもなエサはクモや昆虫であり、山歩きをしていて発見することも多いようだ。
繁殖の時期は３月から６月までである。環境や標高によっても、繁殖期はずれるようだ。オスは渓流の近くの岩やコケの下などで、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。メスは伏流水の中で３０個以上の卵を産卵する。卵黄の大きな卵であり、オタマジャクシはこの卵黄を食べて成長していく。
類似種
・ヤマアカガエルに似ているが、本種はのどの部分の斑紋に着目すると識別が可能である。
・ナガレタゴガエルとの区別は、水かきの発達の度合いである。本種の水かきはそれほど発達していない。
豆知識
本種の名前は、両生類学者の田子勝弥氏に由来する。
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