カエル動画図鑑


ソロモンツノガエル


和名:ソロモンツノガエル
学名:Ceratobatrachus guentheri
英名:Solomon Islands Leaf Frog
分布:ソロモン諸島、パプア・ニューギニア
全長:76mm
えさ:無脊椎動物

ソロモンツノガエルは外観にかなり特徴があるカエルといえるだろう。目から口にかけては尖っていて、目の上にもトサカのような角がある。体全体は枯れ葉のような形をしており、葉脈のような模様も備わっている。森林の林床で生息しているために、自分の体を枯れ葉にカモフラージュしているのだ。体色は褐色と黄色のカエルがいるが、褐色の方が多いようだ。

繁殖の仕方もかわっており、水中で泳ぐオタマジャクシの段階を省略して、卵から直接発生する。完全にカエルの形になってから、孵化するのである。いまのところ、ソロモンツノガエルは絶滅の危険性は指摘されてはいない。しかし、環境汚染や生息地がどんどん減っていることなど、多くのカエルが直面している環境問題の難題に、ソロモンツノガエルも同じように直面しているのである。

セスジスナガエル タゴガエル



HOME > アカガエル科 > ソロモンツノガエル
inserted by FC2 system