カエル動画図鑑


照明


ビバリウム内の照明をどうするか?というのはカエル愛好家の間でも議論の分かれるところである。トカゲや亀、ヘビ、その他の爬虫類の飼育においては、強い紫外線が必要であるといわれている。

多くの動物の場合、紫外線を浴びることによってビタミンD3が作られる。ビタミンD3は骨を丈夫にするビタミンなので、これが不足すると骨の成長に異常をきたすこともある。

だが、カエルはこのビタミンD3を食事から得ているので、紫外線をふくまない普通の照明装置があればいいということである。

照明を設置する際の注意点


照明が明る過ぎると、カエルの視力を低下させる恐れがある。

多くのカエルにとって、一番適当な照明は蛍光灯である。蛍光灯はあまり多くの熱を発しない。ビバリウムの中で、カエルが電球に向かってジャンプした場合、もし電球が熱かったら、カエルはヤケドしてしまうだろう。選んだ照明がとても熱くなるタイプのものだったら、カエルが電球に直接触れないように工夫する必要がある。

人間と同じように、カエルにも体内時計がある。照明があれば、昼と夜を区別することもできる。平均的な日照時間は約12時間であるが、これは季節によっても変化する。タイマーを使えば、カエルが生息していた現地の日照時間を再現することも可能である。



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