カエル動画図鑑


飼育ケージ


カエルの飼育にあたっては、まず、飼育ケージが必要である。

また、飼育ケージを基本として、カエルが自然の中で生活していた環境をなるべく再現してやることが大切になってくるだろう。その際、物理的な制約は生じるかもしれないが、それでも、大切なカエルのために最大限のことはしてやりたいものである。

また、カエルの種類や数にあわせた適切なサイズの飼育ケージを選ぶ必要がある。飼育ケージ選びには様々な説があるが、「大は小を兼ねる」、すなわち、大きいサイズのケージを使えば、まず間違いはない。カエルが動き回れるスペースが広ければ広いほど良いからである。

このページではカエル飼育に使われる代表的な3種類の飼育ケージを紹介する。皆さんのカエル飼育の参考になれば幸いである。

プラスチックケース(プラケース)
プラスチックケースは、カブトムシやクワガタなどの昆虫や淡水魚などの飼育にも使われることがある。値段が安価なこともあり、数ある飼育ケージの中でも一番、お手軽感があるかもしれない。フタがしっかりついているので、カエルが脱走するのを防ぐこともできるだろう。一般的なのは長方形のプラケースだが、高さのあるプラケースも売られている。飼育するカエルの性質を考慮しながら、どのプラケースを選択するか決めるといいだろう。



プラケースの一覧はこちら

熱帯魚用水槽
プラスチックケースのほかに一般的なのが、熱帯魚用水槽である。大きさも様々であり、中身を観察しやすいというメリットがある。ただ、熱帯魚用水槽の場合、掃除や餌やりの際に、水槽の上から手を入れてやらなければならないというのが欠点である。(これはプラスチックケースも同様。) カエルは上からの刺激に敏感であるという性質をもっているので、掃除や餌やりのたびにカエルにストレスを感じさせてしまうことになる。



熱帯魚用水槽の一覧はこちら

※水生のカエル(コモリガエルやアフリカツメガエルなど)を飼育するなら、魚を飼う感覚で熱帯魚用水槽を用いることができる。飼育の設置方法も熱帯魚に近い。

爬虫類両生類専用ケージ
カエル飼育で一番ベストなのが、爬虫類両生類の専用ケージを用いることである。前述したとおり、カエルは上からの刺激を嫌うという性質をもっている。爬虫類両生類専用ケージを使えば、ケージの前面がスライド式の扉になっているので、ケージの前から掃除や餌やりを行なうことが可能になる。



爬虫類両生類専用ケージの一覧はこちら

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