カエル動画図鑑


サメハダヒキガエル


和名:サメハダヒキガエル
学名:Bufo granulosus
英名:Granular Toad
分布:アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、コロンビア、パナマ
全長:オス、70mm、メス、90mm
えさ:アリ、シロアリ

サメハダヒキガエルは中米から南米一帯にかけて広範囲に分布するカエルである。背中はザラザラしていて、繁殖の斑紋が不規則についている。目の後ろには耳腺がついているが、それはあまり目立たない。腹部はクリーム色をしている。繁殖の時期には、オスの喉のあたりは黄緑色に変わる。

生息地は熱帯の森林や、川や沼の近くなど様々である。地上性で夜行性のヒキガエルであり、昼間は地面に掘った穴の中で生活している。

繁殖の時期は一年中であるが、もっとも盛んなのは雨季である。繁殖地には大小の池が選ばれる。メスは1000個あまりの卵を産卵する。卵はゼリー状のヒモの中に入っていて、水面に浮かぶ。オタマジャクシは明るい灰色で、池の底で成長していく。

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