カエル動画図鑑


リスアマガエル




和名:リスアマガエル
学名:Hyla squirella
英名:Squirrel Treefrog
分布:アメリカ合衆国
全長:37mm
えさ:昆虫

リスアマガエルは小さめのアマガエルである。皮膚はなめらかである。体色はたいてい緑色か茶色だが、リスアマガエルはカメレオンのように体色を環境に合わせて変化させる。背中には丸い斑点がついている。この斑点も無地になることがある。目の下には明るい色の縞模様がある。足の先についている吸盤は大きい。この大きな吸盤があることで、木登りを容易にしている。

生息地は湿地帯や民家の庭、低木地、森林などである。大西洋沿岸のヴァージニア州から、テキサス州にまで分布している。樹上性のカエルであり、夜間にエサをもとめて樹上で狩りをする。街路灯のまわりなどで、昆虫をあさることもある。雨の日には日中でも活動することがある。乾燥した天気のときは、昼間は隠れて過ごす。木の皮の下や、葉っぱの裏側など、低温で湿気がある場所などで発見されることが多い。

オスの鳴き声は2種類に分けられる。まず、雨の前後に鳴く鳴き声。これはリスのような鳴き声である。そして、繁殖の時期の鳴き声は、あひるのような鳴き声であり、より鼻にかかった鳴き声である。

繁殖の時期は三月から十月である。たいてい、夏の嵐のときに繁殖が行われる。メスは浅い水溜りに約1000個ほどの卵を産卵する。オタマジャクシは一ヶ月ほどで変態を終えて小ガエルになる。

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