カエル動画図鑑


ペントンヒキガエル


和名:ペントンヒキガエル
学名:Bufo pentoni
英名:Penton's Toad
分布:ベニン、ブルキナファソ、カメルーン、ジブチ、エジプト、エリトリア、ガーナ
全長:オス、74mm、メス、95mm
えさ:昆虫、節足動物、ミミズ

ペントンヒキガエルは中型のサイズのヒキガエルである。体色は黄褐色からオリーブブラウンまでさまざまである。皮膚の表面には小さなイボがたくさんついている。吻の先端が丸くなっており、後ろ足は短い。前足はがっしりとしていて、地面に穴を掘るのに向いている。目は大きく、瞳孔の向きは水平である。鼓膜は楕円形をしていて、目と同じくらいの大きさがある。耳腺は大きく突き出ており、手触りは滑らかである。

乾燥したサバンナや耕地に生息している。ペントンヒキガエルは砂地や乾燥地帯を好むカエルである。繁殖には、たいてい水深の浅い、植物が繁茂した水場が選ばれる。しかし、一方で、まったく植物の生えない水場で繁殖をすることもある。オタマジャクシの成長のスピードも環境条件に左右されるようだ。つまり、オタマジャクシは水場が干上がってしまう危険性に常にさらされている。そのため、乾燥の度合いが強いエリアでは、できるだけはやく成長して小ガエルになる必要があるのだ。

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