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カエルの種類
オオハナサキガエル
和名:オオハナサキガエル
学名:Rana supranarina
英名:Greater Tip-nosed Frog
分布:日本
全長:115mm
えさ:昆虫、節足動物
オオハナサキガエルは、ハナサキガエルの中で一番大きなカエルである。体は大きいが、ほっそりとしているために、それほど大きくないようにもみえる。体色は茶褐色や緑色である。緑色の個体は少ないようだ。背中に斑紋があらわれることがある。わき腹にはイボがついているが、背中はなめらかである。腹部は白色で、まだら模様がついている。ハナサキガエルとくらべると後ろ足は短い。鼻の穴が吻の先端近くについているのが特徴的。
オオハナサキガエルは沖縄県の石垣島と西表島に分布する。山地の渓流や、海岸付近のマングローブ林の近くの森林などに生息している。サワガニや小さな昆虫などをエサとして食べる。
繁殖の時期は10月から3月にかけてである。(繁殖の開始時期を別にすると、本種の繁殖行動はハナサキガエルとよく似ている。)オスは繁殖地の渓流のそばで、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。メスは渓流のよどみに産卵する。卵は黄色をしていて、大きな卵の塊になって水場に産み付けられる。孵化したオタマジャクシは、ほっそりとした体つきをしていて、長い尾をもつ。オタマジャクシは5センチほどにまで成長する。繁殖期には、本種の天敵であるサキシマハブが多くあらわれるようだ。
類似種
ヤエヤマハラブチガエル
コガタハナサキガエル
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