カエル動画図鑑


オオバナナガエル


和名:オオバナナガエル(バナナガエル)
学名:Afrixalus fornasini
英名:Common Bird-dropping Frog
分布:ケニヤ、マラウイ、モザンビーク、南アフリカ、タンザニア
全長:40mm
えさ:無脊椎動物

オオバナナガエルは小さなカエルである。背中には、無数の黒いトゲがある。また、このカエルの英名のひとつは、「Common Bird-dropping Frog」だが、“Bird-dropping”というのは、鳥の糞という意味である。上からこのカエルを見ると、鳥の糞に似ているから、こういった英名がつけられたのである。

夜行性のカエルであり、ヨシの生えている池に生息している。ほとんどのオオバナナガエルが沿岸部の低地にいるようだ。また、オオバナナガエルのエサは無脊椎動物だが、ハイイロモリガエルの卵も食べる。別の種類のカエルの卵を食べるという習性は、数多くのカエルの中でも独特なものである。

繁殖の際、オスはメスをひきつけるために鳴き声をあげる。オオバナナガエルのオスたちの合唱は、かなりの音量のようである。メスは水場の上に張り出した植物の葉っぱの上に卵を産む。卵が孵化すると、オタマジャクシは葉っぱの上から滑り落ちていき、水の中に入る。オタマジャクシは成長すると、65mmほどの大きさになる。

類似種


デリケートバナナガエル
フチドリバナナガエル

ウルグルオオクサガエル キアシアルキガエル



HOME > クサガエル科 > オオバナナガエル
inserted by FC2 system