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カエルの種類
オキナワアオガエル
和名:オキナワアオガエル
学名:Rhacophorus viridis viridis
英名:Okinawa green tree frog
分布:日本
全長:68mm
えさ:昆虫、節足動物
体色は緑色や黄緑である。腹部は黄色であり、薄い模様があらわれることもある。皮膚はなめらかで透明感がある。後ろ足の腿の裏面に、黒褐色の斑紋がある。手足の先端には吸盤が発達している。こう彩は黄色。オスは喉の部分に鳴のうをもっていて、その部分は黒っぽい色になっている。
オキナワアオガエルは、沖縄県の沖縄島、久米島、伊平屋島に分布するカエルである。山地や平野の森林や草むらに生息する。個体数の多いカエルで、繁殖期以外でもみかけることは多いようだ。
繁殖の時期は12月から7月までであり、かなり長期にわたる。最も繁殖が盛んなのは、1月から2月だ。繁殖地は水場の近くの落ち葉や石の下などである。ほかのアオガエルと同様に、メスは白色の泡につつまれた卵の塊を産卵する。メスが産卵する卵の数は数百個ほどである。
類似種
アマミアオガエルは本種の亜種である。両者には色の違いがほとんどない。
オキナワアオガエルは、シュレーゲルアオガエルやモリアオガエル、ヤエヤマアオガエルとよく似ている。本種はそれらのカエルとくらべると吻が長い。
また、シロアゴガエルにも似ているが、本種は背中に斑紋があらわれないという点で異なる。
豆知識
本種の学名、「Rhacophorus viridis viridis」は、“緑色のアオガエル”という意味。
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