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カエルの種類
オガエル
和名：オガエル
学名：Ascaphus truei
英名：Tailed Frog
分布：北アメリカ
全長：５０ｍｍ
えさ：無脊椎動物
オガエルの外見は平べったく、ヒキガエルに似ていて、ザラザラとした肌をもっている。
オガエルのオタマジャクシは強力な吸盤を腹にもっている。その吸盤を使って、岩にくっつくことで、流れの速い渓流の下で生存している。オガエルの成体は通常、一年のうちで４月から１０月にかけて活発になる。渓流を好むカエルであり、池や湖には生息していない。乾燥している状況では、渓流の近くにある岩の下などで発見されるようだ。
繁殖のしかたが体内受精であるというのが一番の特徴かもしれない。繁殖はオスがもっている尾によっておこなわれる。尾を用いてオスの精子をメスに送るのである。（付記しておくとすれば、この尾は本当の尾ではない。厳密を期して言えば、尾に似た器官である。尾であったとしたら、オガエルは無尾目であるところのカエルではなくなってしまうだろう。）
オガエルには鼓膜がない。そのため、オガエルのオスはメスを呼び寄せるための広告音を発しないといわれている。（一般的に、カエルのオスは繁殖の時期に、メスを呼び寄せるために、鳴き声をあげてメスを呼び寄せる。その鳴き声は、“広告音”と呼ばれている。）
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