カエル動画図鑑


肉食動物


基本情報


肉食動物とは、動物の肉を主なエサとしている動物のことを指す。この肉は生餌であることもあるし、動物の死骸であることもある。

自然界における肉食動物の生態的地位は、動物全体の数をコントロールするのに役立っている。非常に若い生物や逆に年をとっていたり、病気をもった獲物は肉食動物によって攻撃されやすい。肉食動物がいなかったら、ネズミや鹿のような特定の動物の数が増えすぎて、伝染性のある病気が自然界全体に蔓延するようなことにもなりかねない。

肉食動物が獲物を捕まえることによって、自然界の生態系のバランスは保たれているのである。

肉食動物の例


オオカミ
オオカミのような肉食動物になると、鹿などの大型動物を倒すために大きくて強力なアゴが備わっている。



タカ
タカは獲物を見つけるための高い視力をもつ。また、獲物を捕まえるためのかぎ爪をもち、肉を切り裂くためのクチバシをもっている。



アザラシ
アザラシは長時間にわたって水中で狩りを行なう。そのため、アザラシの足はひれ状になっていて、水中の生活に適応している。アザラシの主なエサは魚類やカニなどである。



カエルは肉食か草食か?


カエルは主に、昆虫やクモ、ムカデなどを食べる。水生のカエルは他のカエルやオタマジャクシ、小さな魚などを食べる。ウシガエルのような大きめのサイズのカエルになると、ネズミや小さなヘビなどを食べることもある。

オタマジャクシはたいてい水中の藻類などを食べて成長していくが、中には肉食のオタマジャクシもいて、オタマジャクシ同士が共食いをすることもある。

結論として、一般的なカエルはオタマジャクシの段階では草食であり、変態してカエルになると肉食に変わるということである。



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