カエル動画図鑑


ニコルスカトリックガエル


和名:ニコルスカトリックガエル
学名:Notaden nichollsi
英名:Desert Spadefoot Toad
分布:オーストラリア
全長:60mm
えさ:無脊椎動物

オーストラリアに住むニコルスカトリックガエルは、アフリカにいるフクラガエルと似ている。カエルの外観、またどちらも夜行性であり、穴を掘る習性をもっている点で、両者はかなり酷似しているといえる。穴を掘って生活する習性は、ニコルスカトリックガエルが砂漠の乾燥地帯に住んでいるということも関係している。

ニコルスカトリックガエルは生活のほぼ大半を地下で過ごし、えさを食べるときと繁殖のときだけ地上に出てくる。地下1メートルぐらい掘った地点でも発見されることもあり、地下生活を非常に好むカエルである。このカエルは何日間も、何ヶ月も、ときには1年でもえさを食べずに地中にいることができる。

繁殖時には1000個の卵を産むといわれている。水中の植物に鎖のようになった状態でそれらの卵は巻き付けられる。オタマジャクシが変態を終えるまでの期間はかなり短く、二週間ほどで成長してしまう。

チャスジヌマチガエル



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