カエル動画図鑑


ナンベイウシガエル




和名:ナンベイウシガエル
学名:Leptodactylus pentadactylus
英名:Smoky Jungle Frog
分布:中南米
全長:100mm
えさ:無脊椎動物、カエル、ヘビ、クモ

ナンベイウシガエルはとても大きなカエルである。オスのほうがメスよりも大きいのもこのカエルの特徴である。前足と後ろ足は長く、水かきは持っていない。

ナンベイウシガエルは夜行性であり、昼間は地下にある穴や丸太の下などに隠れている。(小さなカエルのときは、昼間でも外にいることがある。)夕方になると、縄張りを主張するために丸太などの下から鳴き声をあげる。

繁殖の時期はだいたい9月から11月である。水辺で繁殖が行なわれ、メスはだいたい1000個ほどの卵を産むといわれている。卵の乾燥を防ぐために、メスは自分の体から液体を出して、それを後ろ足で泡立てて、泡の中に卵をおく。卵は約一週間ほどで孵化する。オタマジャクシは食欲が旺盛で、ほかのカエルのオタマジャクシや卵を食べたりもする。だいたい一ヶ月で変態する。また、このカエルの抱接の特徴としては、オスは胸にトゲをもっていて、そのトゲを使ってメスをしっかりと抱く。(このトゲはカエル一般に多く見られる婚姻瘤のようなものだと考えればいいだろう。)

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