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カエルの種類
モトイドクアマガエル
和名：モトイドクアマガエル（ドクアマガエル）
学名：Phrynohyas venulosa
英名：Milky Tree Frog
分布：メキシコ、中南米、パナマ、パラグアイ、アルゼンチン、トリニダード・トバゴ
全長：１１５ｍｍ
えさ：無脊椎動物
モトイドクアマガエルは、がっしりとした体をもっている。手足の指が幅広く、吸盤が大きいのが特徴的だ。皮膚の腺からは毒が分泌される。この毒はミルクのような液体のために、このカエルの英語名、「Milky Tree Frog」の由来になったようだ。天敵に襲われたり、人間によって触られそうになると、すぐさま、この毒でもって自分の体を包み込む。人間に対しても、この毒は有効なので、モトイドクアマガエルの取り扱いには充分に注意をしたほうがいいだろう。また、この皮膚から分泌される毒は、毒としての役目だけではなく、皮膚の浸透性を減らすという効果がある。体内から水分が外に漏れるのを、この毒が防いでいるのである。
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