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カエルの種類
ミナミヘラクチガエル
和名:ミナミヘラクチガエル
学名:Triprion petasatus
英名:Yucatan Casque Headed Tree Frog
分布:メキシコ、ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ
全長:70mm
えさ:昆虫
頭部は大きく、骨でできたカブト状の突起がついている。このカブトは前方から見ると「V字型」にみえる。目は大きく、外側に向かって突き出ている。体色については、オスは緑色であり、メスは赤銅色や褐色である。背中や頭部に灰色のしみがついている個体もある。腹部は白色。こう彩は金色であり、黒色の網目模様がついている。繁殖期には、オスの鳴のうは黄色になり、婚姻瘤も発達する。
ミナミヘラクチガエルは中米のユカタン半島の南部に分布する。生息地は降雨量の少ない、乾燥した低地の森林である。乾季の間は、樹洞の中で過ごす。樹洞に入った際、頭部が硬くなっているので、乾燥を防ぐのに役立つ。
繁殖は四月から十月の雨季に行われる。オスは低木の枝にしがみつきながら、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。ミナミヘラクチガエルの鳴き声は、あひるが「ガー、ガー」と鳴く、あの鳴き声と似ているようだ。抱接は樹上で行われる。
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