カエル動画図鑑


マルメタピオカガエル




和名:マルメタピオカガエル(チャコバゼットガエル)
学名:Lepidobatrachus laevis
英名:Budgett's Frog
分布:アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ
全長:100mm
えさ:無脊椎動物、カタツムリ

マルメタピオカガエルは、見た目がとても愛くるしいカエルだ。体の大きさの割には非常に手足が短いのが特徴である。前足の先には水かきはない。後ろ足には水かきと地面に穴を掘るための瘤がある。オスとメスの区別については、喉のあたりが黒くなっていればオスであり、灰色であればメスである。あとは、メスのほうがオスよりも大きい。

一年のほとんどの間を、乾燥した地面に穴を掘って地下で生活している。冬の間は乾燥から身を守るためもあって、自分が脱皮した皮を体に巻きつけて、マユを作る。このマユは防水であり、中にいるカエルが乾燥することを防ぐ。

繁殖の時期になると、地上に出てきて浅い水溜りに移動して繁殖する。繁殖については、メスは1500個の卵を産むといわれており、産まれた卵は二日間で孵化する。孵化したオタマジャクシは約二週間でカエルに変態する。オタマジャクシは肉食であり、自分たちの仲間のオタマジャクシを食べることさえあるという。

飼育情報


・マルメタピオカガエルはとても攻撃的なので、ほかのカエルと一緒のビバリウムに入れるのは避けたほうがよい。
・ビバリウムの掃除などにおいても、手をかまれないように注意すること。
・一年のうちで、ビバリウムの環境を変えてやる必要がある。それはマルチタピオカガエルが冬眠をするためだ。冬眠をする時期は地面の穴を掘って冬眠するので、土を深めに入れておく必要がある。

マルチニークコヤスガエル ヤノスバゼットガエル



HOME > ユビナガガエル科 > マルメタピオカガエル
inserted by FC2 system