カエル動画図鑑


レーマンヤドクガエル


和名:レーマンヤドクガエル
学名:Dendrobates lehmanni
英名:Lehmann's Poison Frog
分布:コロンビア
全長:35mm
えさ:無脊椎動物

レーマンヤドクガエルはコロンビアの熱帯雨林で見られる。体色は茶色か黒をベースにして、赤色、オレンジ色、黄色の三色のうちのどれかのまだら模様になっている。オスの足先は銀色。体色が明るいのは、天敵に毒をもっていることを知らせるためでもある。

レーマンヤドクガエルは主に昆虫を食べ、昼行性である。熱帯雨林の林床にいるのがほとんどだが、たまに低木に登っていたりもする。

繁殖の時期は雨季の後であり、オスは水場の近くの繁殖地を探す。その後、オスはメスを呼ぶために鳴き声をあげる。メスが卵を産卵し、オスが卵に受精したあと、オスは卵の世話をする。オスの役目は卵を守ることと、卵を乾燥させないようにすることである。1ヶ月ほどで卵が孵化し、その後、オスは自分の背中にオタマジャクシを載せて水場に連れていく。オタマジャクシは共食いをする習性を持っている。そのため、オスはそれぞれのオタマジャクシをすべて別の水場に連れていく。オタマジャクシはメスから未受精卵を与えられて育つ。変態するまでの期間は3ヶ月ほどである。

リオマグダレナヤドクガエル



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