カエル動画図鑑


キタワンガンヒキガエル




和名:キタワンガンヒキガエル
学名:Bufo nebulifer
英名:Gulf Coast toad
分布:アメリカ合衆国
全長:100mm
えさ:無脊椎動物

キタワンガンヒキガエルは、割と大きめのカエルである。平らで、ずんぐりした体をしている。背中の色は黒色から黄色など多彩な変化をする。背中の中央に一本の線が走っている。目の間にくぼみがあるのが特徴的だ。このカエルを正面から眺めると、そのくぼみは谷のように見える。オスとメスを判断する際には、このカエルの喉の部分を見るといいだろう。オスの喉は黄色っぽい色をしている。

さまざまな環境に適応するカエルで、道路沿いの溝であるとか、下水道や民家の裏庭などにもいる。夜行性のために、昼間は石や丸太の下などに隠れている。

繁殖は春から秋にかけて行なわれる。メスは浅い水溜りなどに、ゼリー状のヒモになった卵を産む。一度に孵化させる卵の総数は20000個に達するともいわれている。卵は一日ほどで孵化し、一ヶ月ほどのオタマジャクシの期間を経て変態する。卵には毒があり、その毒は多くの天敵から身を守るのに役立っている。

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