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カエルの種類
キアシアメガエル
和名：キアシアメガエル（ビハマアメガエル）
学名：Litoria gracilenta
英名：Dainty Green Tree Frog
分布：オーストラリア、パプアニューギニア
全長：５０ｍｍ
えさ：昆虫
背中の色は葉っぱのような緑色である。吻の先から目の上を通って背中にかけて、黄色い線が走っている。口の部分と腹部は黄色。手足の水かきはよく発達しており、大きくて丸い吸盤が備わっている。キアシアメガエルはアカメアメガエルに似ているが、キアシアメガエルのほうが体が小さく、熱帯雨林に生息することはない。
池や沼などが近くにある低地の森林が主な生息地だ。樹上性のカエルであり、木の葉の上に座っているのを発見されることもある。冬の間は、樹木の上の方にある枝や葉が茂っている部分に隠れてすごす。
繁殖の時期は春と夏。大雨の後にできる一時的な水溜りや池などで、繁殖は行われる。このカエルの体は小さいが、鳴き声をあげるときは体の大きさは２倍ほどにふくれる。メスは一塊の卵を水中に産卵する。卵は水中に生えている植物にくっつけられる。卵から孵化したオタマジャクシが変態を終えるのには、３ヶ月以上かかる。
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