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カエルの種類
イシカワガエル
和名：イシカワガエル
学名：Rana ishikawae
英名：Ishikawa's Frog
分布：日本
全長：１２ｃｍ
えさ：昆虫、節足動物
イシカワガエルは日本に生息するアカガエルの中では大型の部類に入る。体色は緑色。背中は金色と紫色の斑点で覆われている。イシカワガエルは地域によって体色に差がある。背中が無数のイボで覆われザラザラしているのが特徴的である。腹部はなめらかであり、薄い色の斑紋が散らばる。手足の先端には吸盤があり、この吸盤をつかって樹木の高いところまで登ることもあるようだ。
イシカワガエルは奄美大島と沖縄島に分布する。渓流の近くの森林に生息している。森林の奥地に生息し、夜行性のカエルなので、発見することはかなり難しいようだ。主なエサはクモやムカデやサワガニなどである。
繁殖の時期は沖縄島では１月から２月、奄美大島では４月から５月である。繁殖地は渓流の大きな岩の割れ目や、伏流水のある場所などが選ばれる。メスは約１０００個ほどの卵を塊にして産卵する。
類似種
オットンガエル
ナミエガエル
ホルストガエル
豆知識
・イシカワガエルは鹿児島県と沖縄県の天然記念物に指定されている。そのため、本種の捕獲や飼育は禁止されている。
・イシカワガエルの学名および和名は、石川千代松博士に由来する。
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