カエル動画図鑑


ヒョウトビガエル


和名:ヒョウトビガエル
学名:Rhacophorus pardalis
英名:Harlequin Flying Frog
分布:ボルネオ島
全長:71mm
えさ:無脊椎動物

ヒョウトビガエルは大きなカエルである。三角形の頭を持ち、大きな目をしている。体色はたいてい褐色である。水かきが広がる手足は、赤色になっている。

個体数は普通だが、繁殖の時期以外はほとんど発見されることはない。普段は、熱帯雨林の林冠に住んでいる。また、手足の水かきは、水中を泳ぐためではなく、空を滑空するために用いられるようである。木の上のほうに住んでいるために、水の中に入る必要がないからである。

繁殖になると、オスは水場の近くに集まって鳴き声をあげて、メスをひきつける。メスは、水場の上に張り出した植物の上に泡の巣をつくる。卵が産卵されるのは、この泡の巣の中である。卵が孵化すると、オタマジャクシは下にある水場の中に落ちていく。オタマジャクシの大きさは40ミリほどだ。尾ひれは細長く、先端が尖っている。

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