カエル動画図鑑


フタウネヒキガエル


和名:フタウネヒキガエル
学名:Bufo biporcatus
英名:Crested Toad
分布:インドネシア
全長:オス、70mm、メス、80mm
えさ:昆虫、ミミズ、節足動物

フタウネヒキガエルは中型のサイズだが、がっしりした体つきをしている。体色は褐色や赤茶色であり、暗色の斑点がまだらについている。皮膚はシワだらけで、たくさんのイボで覆われている。頭部は小さく、吻の先が出っ張っている。目の間には、とさかのような突起がついていて、フタウネヒキガエルの特徴をなしている。耳腺はよく目立つ。目の後ろにある鼓膜ははっきりしていて、円形をしている。雌雄で外観に相違点がある。まず、メスはオスよりもわずかに大きい。それと、オスの喉のあたりは赤色である。

生息地は低地の森林であり、人間が開発したエリアでも発見されることがある。

繁殖の時期になると、オスは水場からメスをひきつけるために鳴き声をあげる。繁殖地に選ばれるのは、流れの無い、よどんだ水溜りである。メスは数百個の卵が入ったヒモ状の卵のうを産卵する。孵化したオタマジャクシは一ヶ月ほどで変態して小ガエルになる。

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