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カエルの種類

フチドリキガエル

和名：フチドリキガエル
学名：Rhacophorus appendiculatus
英名：Frilled Tree Frog
分布：ベトナム、フィリピン、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、インド
全長：５０ｍｍ
えさ：無脊椎動物

フチドリキガエルの体色は緑色か茶色である。背中には、シミのような模様がついている。腹部は青白い色をしている。手足と頭部には縁飾りがついており、迷彩色のような機能を果たしている。コケのような外観だ。

フチドリキガエルは低地の森林の中をかなり広範囲にわたって生息している。近くに水場がある、じめじめとして湿った場所が好まれるようである。

繁殖の時期になると、オスは地上から２メートルほどの高さのところから鳴き声をあげて、メスをひきつける。フチドリキガエルは、水場の上に張り出した枝などに、泡の巣をつくる。繁殖はその卵の泡の中で行なわれる。雨が降ったり、卵が孵化してオタマジャクシになると、オタマジャクシは水場に流されていく。オタマジャクシの大きさは割りと小さく、２５ｍｍほどである。また、オタマジャクシは尖った尾ヒレをもっている。

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