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カエルの種類
ヒメアマガエル
和名:ヒメアマガエル
学名:Microhyla ornata
英名:Ornate Narrow-Mouthed Toad
分布:バングラディシュ、インド、ミャンマー、パキスタン、スリランカ、日本
全長:30mm
えさ:昆虫、節足動物
ヒメアマガエルは小さなカエルであり、体が平べったい。頭部が小さいのが特徴的である。皮膚はなめらかだが、細かい粒状のイボが不規則にならんでいる。鼓膜は皮膚でおおわれている。水かきはほとんど発達していない。後ろ足がよく発達していて、ジャンプ力に優れたカエルである。
ヒメアマガエルは東南アジアに広く分布しているが、日本国内では奄美大島と琉球列島に分布している。山地の森林や渓流のそば、水田などのさまざまな場所に生息している。ヒメアマガエルのエサはアリやダニ類など。ヒメアマガエルが小さな昆虫を食べるのは、口が小さいために大きなエサは食べられないからである。
繁殖の時期は春から夏にかけてである。繁殖地には池や沼、水田の近くの水溜りなどが選ばれる。メスは少量の卵を数回にわけて産卵する。メスが産卵する卵の総数は1000個ほどになるようだ。卵はフィルム状になっていて、水面に浮かぶ。孵化したオタマジャクシの体は半透明である。また、目や口が上方向を向いているのが、オタマジャクシの特徴である。
豆知識
本種にはアマガエルという名前がついているが、アマガエル科とは全く関係がない。本種の学名の意味は、「飾りのある小さなアマガエル」である。
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