カエル動画図鑑


ヘラアシサエズリガエル


和名:ヘラアシサエズリガエル
学名:Arthroleptis stenodactylus
英名:Common Squeaker
分布:アンゴラ、ボツワナ、コンゴ、モザンビーク、南アフリカ
全長:33mm
えさ:カタツムリ、ミミズ、カエル

ヘラアシサエズリガエルは、強力な後ろ足をもっている。また、後ろ足にはショベルのような突起がある。足には水かきはない。吻の先から鼓膜、肩にかけて、黒っぽい線が走っている。オスとメスは、両者にいくつかの相違点がある。
ヘラアシサエズリガエルのオスの背中と足には小さなトゲがある。頭部に注目すると、オスの頭部のほうがメスよりも小さい。

主な生息地は茂みや木々が生えている乾燥した森林である。また、そのほかにも生息するエリアは広がっており、郊外の庭園などでも発見される。地上性で夜行性のカエルであり、森林の中の落ち葉の上などで生活している。えさとしては、さまざまな種類の節足動物などを食べる。また、ヘビなどによって捕食されることが多いである。

繁殖の時期は12月から始まる。メスは湿った土壌の茂みの下や、穴の中などに卵を産む。メスは数十個の卵が入った塊を産卵する。卵が孵化した後は、オタマジャクシの段階を省略して、小ガエルとして生まれてくる。

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