カエル動画図鑑


ゴシキスキアシヒメアマガエル




和名:ゴシキスキアシヒメアマガエル(オイランスキアシヒメアマガエル)
学名:Scaphiophryne gottlebei
英名:Rainbow Burrowing Frog
分布:マダガスカル
全長:38mm
えさ:アリ

ゴシキスキアシヒメアマガエルは、マダガスカル島にいるカエルの中で一番、目立つ色彩のカエルだといえるだろう。ペットとしても有名なカエルだ。このカエルは、小さくて丸い体つきをしている。目から口にかけては短く、口は小さい。目が突き出ている。背中の皮膚は滑らかだが、腹部の皮膚はちょっとザラザラしている。メスはオスよりも大きく、また、メスのほうがオスよりも体色がきらびやかだ。色彩の派手さからか、和名には、「オイランスキアシヒメアマガエル」という名前が付けられている。確かに、華やかな花魁(おいらん)を彷彿とさせる姿である。

地下の生活と、木の上での生活の両方に適応できるカエルだ。地面に穴を掘って地下で暮らすことのほうが多いが、足にある吸盤を使って木登りをしたり、岩壁を登ることもある。

繁殖は、岩場にある雨が降った後に出来る一時的な水溜りで行なわれる。オタマジャクシはがっしりとしていて、楕円形の形をしている。豪雨によって流されることを避けるために、オタマジャクシは1〜2ヶ月くらいの割と早い期間のうちに変態する。(なお、上にある動画はゴシキスキアシヒメアマガエルのオタマジャクシの映像である。)

ゴシキスキアシヒメアマガエルは、ペットとして人気があるカエルということもあって、乱獲による個体数の減少が懸念されている。また、森林が伐採されていることも、このカエルの生息地の減少を惹き起こしている。

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