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カエルの種類
フロッグとトード
英語には、カエルを表す言葉がふたつある。
それは、フロッグ(frog)と、トード(toad)である。
どちらが本当のカエルなんだろう?って不思議に思ったことはないだろうか?
日本語だったら、カエルはカエルで済んでしまうので、ことさらこのことを追求することも無いわけだが、、、。
さて、この問題、結論から先に言ってしまうと、
「フロッグは一般的なカエル、トードはヒキガエルっぽいカエル」のことを指すということになる。
ヒキガエルは世界に約30属、380種がいるといわれている。たいへんな数である。日本にいるヒキガエルは、4種1亜種であり、いわゆる「ガマ」でも有名だ。私たちの生活にもヒキガエルはかなり親しまれているのではないだろうか。
さて、最初のフロッグとトードの区別の話に戻る。
ヒキガエルを観察すると、かなり特徴的な形、外見をしているカエルであるということがわかる。
ガマとしても有名なアズマヒキガエルを例にとって考えてみる。アズマヒキガエルはでっぷりと太っていて、いかにも神話に出てきそうな、そして、神々しい雰囲気さえ漂わせている。
西洋の人々があえて、ヒキガエルをフロッグとせずに、わざわざトードという名称を与えたのも、やはり、外観の強烈さ、神秘性にあるのではないか?と思われるのである。