カエル動画図鑑


チョボグチガエル


和名:チョボグチガエル(コグチガエル)
学名:Kalophrynus pleurostigma
英名:Rufous-sided Sticky Frog
分布:ミャンマー、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ブルネイ、フィリピン、中国
全長:57mm
えさ:アリ

チョボグチガエルは中型のサイズのカエルである。頭部は小さく、目から口にかけては尖っている。鼓膜のサイズは大きいが、あまり目立たない。背中と脇腹は、細くて明るい色をした線によって区分されている。背中には小さな黒い点が散らばっている。背中の体色は落ち葉に擬態していると思われる。

チョボグチガエルは低地の熱帯雨林の林床に住んでいる。夜行性のカエルであり、堆積した落ち葉の中にいることが多いようだ。ジャンプするよりも歩くことを好むカエルである。驚かされると、皮膚からベトベトした白い粘液を分泌する。この粘液は、天敵に対して捕食を抑止する効果があるようだ。

繁殖は一時的に出来た水溜りで行なわれる。オタマジャクシは発育していくときに、卵黄だけを食べて成長していく。

チャコヒメガエル トウブジムグリガエル



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