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カエルの種類
ブーランジェオオキノボリヒメアマガエル
和名:ブーランジェオオキノボリヒメアマガエル
学名:Platypelis grandis
英名:Boulenger's Giant Tree Frog
分布:マダガスカル
全長:88mm
えさ:アリ
ブーランジェオオキノボリヒメアマガエルは、かなり大きめのカエルである。背中には無数のイボがある。腹部は白色だが、黒色の斑紋があることもある。鼓膜はあまり目立たない。指先は広がっており、吸盤がついている。前足には水かきはないが、後ろ足には水かきが発達しています。オスはメスよりも大きいのが特徴だ。
生息地はマダガスカル島の東部の熱帯雨林である。樹上性のカエルであり、昼間は木の上にある樹洞の中にいる。天敵などに襲われると、このカエルは白くてベトベトした液体を皮膚から分泌する。
繁殖は木の上の水のたまった樹洞で行なわれる。オスはこの樹洞に対して、縄張り性をもっている。ほかのオスが樹洞に入ろうとすると、体を膨らませて樹洞の入り口をふさぐなどして樹洞を守る。メスは樹洞の中に卵を産む。メスは卵を産んだ後、樹洞を去る。一方でオスは、卵が孵化し、オタマジャクシが変態を完了するまで、オタマジャクシの面倒を見る。オタマジャクシには口がなく、エサを食べない。オタマジャクシは約1ヶ月後に変態する。(繁殖が木の上の樹洞で行なわれるのは、カグヤヒメガエル類にも共通する繁殖行動である。)
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