カエル動画図鑑


ボルネオカグヤヒメガエル


和名:ボルネオカグヤヒメガエル
学名:Metaphrynella sundana
英名:Borneo Tree Hole Frog
分布:インドネシア、マレーシア
全長:25mm
えさ:無脊椎動物

ボルネオカグヤヒメガエルは小さなカエルである。皮膚はザラザラしており、体色は変化に富んでいる。手足の吸盤はかなり発達している。ガッシリした体つきにもかかわらず、ジャンプすることも得意だ。

ボルネオカグヤヒメガエルの生息地は、ボルネオ島の標高700メートル以下の低地に限られる。(カグヤヒメガエル属のカエルには、本種のほかに、カグヤヒメガエルがいる。)普段は林床で生活しており、繁殖やエサを探すときだけ木の上に登る。

繁殖の際、オスは木の上にある樹洞の中から、メスをひきつけるために鳴き声をあげる。オスは鳴き声の音を、樹洞の大きさによって調節することが出来るといわれている。(ただ、この説にはまだ確かな証拠はないようだ。)
ボルネオカグヤヒメガエルの個体数は多いが、オタマジャクシについては、残念ながら何もわかっていない。

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