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カエルの種類
アジアウキガエル
和名:アジアウキガエル
学名:Occidozyga lima
英名:Floating Frog
分布:カンボジア、中国、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナム
全長:35mm
えさ:昆虫、節足動物
アジアウキガエルは、ぽっちゃりとした体つきをしており、吻は短く、先端部分が尖っている。小さなイボが背中や頭部、手足を覆っている。体色はたいてい緑褐色だが、ピンク色っぽい褐色になることもある。アジアウキガエルの中には、背中の後方に細い縞模様があらわれる個体もいる。水生のカエルであり、手足の水かきがよく発達している。目が上に突き出ているのが特徴的だ。繁殖期のオスに婚姻瘤がみられること以外は、雌雄に外見上の違いはない。
生息地は流れのゆっくりとした小川や沼地、水田などである。これらの水場はたいてい草原に囲まれている。水中で過ごす時間が長く、常に水面上に浮いて生活をしている。エサとしては、水面に落下してくる昆虫などを捕食する。
抱接の際、オスはメスの背中によじのぼり、メスの前足をつかむ。メスは小さな卵を産卵する。卵が孵化するとオタマジャクシになる。本種のオタマジャクシは吻の先端部分が尖っていて、口が小さい。変態して小ガエルになるまで、オタマジャクシは水中で過ごす。
豆知識
アジアウキガエルは、肉食魚(とくにアロワナ)のエサとして熱帯魚店で売られていることが多い。
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