カエル動画図鑑


アジアツノガエル




和名:アジアツノガエル(コノハガエル、ミツヅノコノハガエル)
学名:Megophrys nasuta
英名:Asian Horned Toad, Large Horned Toad
分布:インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン
全長:オス、10.4cm メス、16cm
えさ:ゴキブリ、カタツムリ、サソリ

アジアツノガエルは、枯れ葉のような外観をしていることで有名なカエルだ。背中の色は赤銅色や褐色であり、頭部から尻のほうにかけていくつかの隆起がある。後ろ足には、かすかに黒っぽい色の縞模様がある。皮膚はなめらかだ。オスとメスで外観上はほとんど違いがみられず、異なっているのは体の大きさだけである。オスよりもメスのほうがサイズが大きい。

生息地にしているのは熱帯雨林の林床である。湿った環境を好むカエルだ。夜行性であり、夜間にカタツムリやゴキブリなどの昆虫を求めて動き出す。といっても、あまり積極的にエサを求めてガツガツ動き回ることはなく、林床に座ってじっとしながら、獲物が通り過ぎるのを待ち伏せする。獲物が来るとすかさず飛びかかり、一気に飲み込んでしまう。昼間は、落ち葉や倒木、岩の下などに隠れている。また、熱帯雨林だけではなく、農場などでも発見されることがある。アジアツノガエルは天敵から身を守るために、枯れ葉に擬態する。見た目が枯れ葉にそっくりなのである。これだったら、天敵も容易にこのカエルを見つけることは難しいに違いない。この枯れ葉に化ける能力は、アジアツノガエルにとっては非常に重要だ。なぜなら、アジアツノガエルは地上や水中で速く動くこともできず、また、木登りもできないからである。

繁殖の際には、オスはメスを呼び寄せるために鳴き声をあげる。繁殖地には小さな小川が選ばれる。メスは小川の岸辺にある水溜りに卵を産卵する。孵化したオタマジャクシは、水中に生えている植物の陰に隠れながら成長していく。

カリンフトコノハガエル



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